外壁塗装の種類の一つとして、アクリルが挙げられます。
外壁を塗装する際に使用できる素材で、塗装直後はガラス質性でもあるので光沢感もあり、とてもきれいになります。
一方、難点として耐久性の面で若干不安があります。
あまり重ね塗りに向いていない素材なので、それほど塗膜を厚くすることができません。
その結果、外気の影響を受けやすく、雨風を長年受け続けると表面がはがれひび割れや変色の可能性があります。
こういった変化が現れるのがだいたい5年から7年程度といわれており、そこまで長い耐用年数はありません。
これですと何度も再塗装しなければいけなくなるので結果的に費用がかかってしまいがち。
一度再塗装を行ったら、少なくとも10年以上は状態を保ちたいという方が多いので、アクリルを選択する方が少ないのが現状です。
塗装直後の景観は良いのですが、耐久性があまりないと理解しておきましょう。
では、どんな塗料が良いか。
上を見れば、無機やフッ素など質の高いものがあります。
いわゆる高級塗装に相当する品質です。
ちょっと値段的に抑えたものが良いということなら、ウレタンやシリコンあたりをお勧めします。
これでしたら値段も手頃で、耐用年数も10年ほど持つのでお勧めです。
塗料の種類についてわからないことがあれば何でもご相談ください。